Outlookを押しても画面が開かない、起動途中で止まってしまう。大事なメールを確認したいときほど、不安になりますよね。
Outlookには新しい版と従来版があり、対処方法が異なります。すぐに削除や再インストールをせず、使っている版と、どこで止まっているかを確認してみましょう。
使っているOutlookと症状を確認しましょう
新しいOutlookか従来版かを見分ける
Windowsのスタートメニューで、アプリ名に「new」「新しい」「classic」などの表記がないか確認します。表示は環境により異なり、両方が入っている場合もあります。名前だけで判断できなければ、分かる範囲を控えてください。
インターネット上の手順が、別の版のOutlookを対象にしていることがあります。見当たらないメニューを探し続けるより、対象を確認してから進めると安心です。
画面が出ないのか、メールが届かないのかを分ける
押しても何も出ない、ロゴが出たまま止まる、エラーが出るなど、症状を言葉にしてみましょう。受信トレイが開くのにメールが届かない場合は、起動の問題とは別に送受信や接続を確認します。
エラーが出たら文章を控え、個人情報を避けて写真を残すのも一つの方法です。直前に更新したか、いつまでは使えていたかも相談の手がかりになります。
再起動は、保存していない作業を確認してから
同じアイコンを何度も押さず、状態を見る
開かないからといって、何度も起動を指示することはいったん止めます。パソコン全体が反応するか、ほかのアプリを操作できるかも確認してください。
操作できる場合は、ほかのアプリで開いている文書を保存し、Windowsの「スタート」→「電源」→「再起動」でパソコンを起動し直します。未保存のメールや作業がある場合は、終了により失われる可能性があるため注意しましょう。
新しいOutlookの終了操作は公式手順を確認する
Microsoftは、新しいOutlookが応答しない場合に、実行中のアプリを確認する「タスクマネージャー」でMicrosoft Outlookを終了してから開き直す方法を案内しています。終了するアプリを取り違えないようにし、作成中の未保存メールがある場合はその点も確認します。
Microsoft公式のOutlookが応答しない場合の説明(英語)では、使っている版を選べます。画面が違う、終了してよいか迷うときは、そのまま相談してください。
新しいOutlookを開き直す具体的な手順
まず作成中のメールなど、保存されていない内容が失われる可能性を確認します。Windowsのスタートボタンを右クリックし、「タスクマネージャー」を選びます。
実行中のアプリの一覧で「Microsoft Outlook」を選び、「タスクの終了」を押します。ほかのアプリを選んでいないか、実行前に名前を見直してください。一覧に見つからない場合は、似た名前の処理を手当たり次第に終了しないでください。
Outlookが終了したことを確認してタスクマネージャーを閉じ、スタートメニューから普段使うOutlookを一度開きます。受信トレイまで表示されたか、同じエラーに戻るかを確認します。
開くようになった場合でも、送受信ができるかは別に確認します。エラーが残る場合は、終了操作を何度も繰り返すより、表示された文章を控えて次の対応を相談しましょう。
修復や再インストールの前にメールの保存状況を確認します
従来版の手順を新しいOutlookへ当てはめない
従来版には、追加機能の影響などを調べるためのセーフモード起動などの対処があります。新しいOutlookにも同じコマンドや手順が使えると思い込まず、対象の版を確かめましょう。
Microsoft公式の従来版Outlookの起動問題の案内(英語)も参考になります。会社のパソコンや業務用アカウントは、設定を変更する前に管理担当者へ確認してください。
従来版は、追加機能を使わず起動できるか確認します
ここからは従来版のOutlookを使っている場合の方法です。Outlookを閉じ、Windowsキーを押しながらRキーを押します。「ファイル名を指定して実行」に Outlook /safe と入力して「OK」を選びます。Outlookとスラッシュの間には半角スペースを入れます。
プロファイルを選ぶ画面が出たら、普段使う設定を選びます。どれが自分のものか分からない場合は、追加・削除をせず相談してください。これはWindows全体をセーフモードにする操作ではありません。
この方法で開けるなら、アドインと呼ばれる追加機能などの影響を調べる手がかりになります。ただし、どの追加機能が原因かまでは決まりません。起動できた状態を記録し、通常起動との違いを伝えましょう。
開けない場合は、メールの保存状況を確認してから、Officeの修復やプロファイルの調査などを検討します。新しいOutlookにこの手順をそのまま当てはめたり、分からないプロファイルを消したりしないでください。
急ぎのメールは、公式のWebメールも選択肢です
利用中のメールサービスがWebメールを提供していれば、ブラウザーで公式サイトを開き、契約しているアカウントで確認できます。検索広告や届いた不審なメールのリンクからログイン画面へ進まないようにします。
Webメールで新しいメールを確認できるなら、急ぎの連絡を進めながらパソコンの問題を調べられる場合があります。ただし、Webメールが使えることだけで、パソコン内の過去メールがすべて保管されているとは判断できません。
使えなければ、パスワードの問題、サービス側の障害、契約の状況なども確認が必要です。何度もパスワードを試す前に、公式のサポート案内を確認してください。どこまで確認できたかを伝えていただければ、一緒に整理できます。
アカウントやデータファイルを急いで削除しない
メールの保存先は設定によって異なり、パソコン内にしか残っていないメールがある場合もあります。メールアカウントや、その設定をまとめた「プロファイル」、メールのデータファイルを削除する前に、保存状況とバックアップを確認しましょう。
契約先がWebメールを提供している場合は、公式のWebメールで確認できることもあります。ただし、パソコン内だけに保存された過去のメールまで表示されるとは限りません。
ご相談では、Outlookの名前、エラーの文章、いつから開かないか、残したいメールがあるかを教えてください。メール本文やパスワードをフォームに送る必要はありません。「どの版か分からない」というところから、お手伝いします。
ITクラークは、姫路市・高砂市・加古川市・播磨町・稲美町・明石市への出張サポートを行っています。パソコンを持ち運ばず、いつもの環境でご相談いただけます。
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