「文字が小さくて、つい画面に顔を近づけてしまう」。毎日使うパソコンは、無理なく読める大きさにしておきたいですね。
文字を大きくする方法はいくつかあります。文字だけか、ボタンも含めた全体か、Webページだけかを決めると、自分に合う設定を選びやすくなります。
ここではWindows 11を中心に説明します。画面の名称は更新状況により異なることがあります。変更前の数値をメモして、一つずつ試していきましょう。
大きくしたい場所に合わせて設定を選びましょう
Windowsのテキストサイズ
ディスプレイの拡大縮小
ブラウザのズーム・拡大鏡
最初に、困っている画面を思い浮かべる
設定画面の説明が読みにくいのか、インターネットの記事だけが小さいのかで、操作する場所は違います。「全部大きくしないといけない」ということはありません。
例えば、Webの記事は小さいけれど画面上部のボタンは使いやすいなら、まずブラウザのズームを試します。ボタン自体も押しにくいなら、Windows全体の拡大を検討しましょう。
ご家族と同じパソコンを使う場合は、使う人によって読みやすい大きさが異なることもあります。元の設定を紙に書いておくと、試した後の相談がしやすくなります。
一度に大きくしすぎない
最初から最大にせず、少し大きくしていつもの画面を見ます。大きくすると一度に見える範囲が少なくなり、ボタンが下に隠れたり、文章の折り返しが増えたりする場合があります。
変更後は、メールを読む、検索する、書類を保存するといった普段の作業で確認しましょう。数字の大きさより、無理なく読めて操作できるかが判断の目安です。
Windowsの文字や画面全体を調整しましょう
設定 → アクセシビリティ → テキストのサイズ
設定 → システム → ディスプレイ → 拡大縮小
同じ場所で、メモした元の値を選ぶ
文字だけを大きくする
スタートから「設定」を開き、「アクセシビリティ」の「テキストのサイズ」を選びます。つまみを動かし、見本の文字を読みやすい大きさに調整してください。
見本を確認したら「適用」を押します。戻すときは、同じ画面で元の値に戻して適用します。いきなり大幅に変えるより、小さな変更を試すと違いを確認しやすくなります。
すべてのアプリのすべての文字が同じように変わるわけではありません。特定のアプリだけ小さい場合は、そのアプリ内の表示倍率や文字設定も確認します。
Windows 10では設定の分類や名称が異なります。Windows 11の手順と同じ項目が見つからないときは、記事末尾のMicrosoft公式案内で、使用中の版を選んで確認してください。
ボタンや画像も含めて大きくする
「設定」から「システム」「ディスプレイ」を開き、「拡大縮小」の項目を確認します。画面によっては「拡大/縮小」など、近い表記になっていることもあります。
現在の倍率をメモし、一覧から表示を大きくする倍率を選びます。複数のモニターを接続している場合は、変更したい画面が選ばれているかも先に確認しましょう。
「ディスプレイの解像度」は別の設定です。文字を大きくする目的で、まず解像度を下げる必要はありません。最初は推奨の解像度を保ち、拡大縮小の設定を使ってみましょう。
サインアウトなどを求められた場合は、作業中のデータを保存し、案内を確認してから進めます。会社のパソコンで設定を変更できない場合は、管理担当者へ相談してください。
画面が窮屈になったら元の値で試す
画面の下にあるボタンが見えなくなったときは、まずスクロールできるか確認します。操作しにくさが続くなら、同じ設定画面で一段小さくするか、メモした元の倍率に戻しましょう。
表示の大きさを変えるために、Windowsを初期化したり有料ソフトを購入したりする必要は通常ありません。戻せる範囲の標準設定から、ゆっくり試して大丈夫です。
Webページや一部分だけを拡大する方法もあります
右上の「…」からズームの「+」
Ctrlを押しながら0で既定の倍率へ
Windowsキーを押しながらEsc
Microsoft EdgeのWebページを大きくする
Microsoft Edgeでは、右上の「…」メニューにあるズームで「+」を押すと、ページを拡大できます。「-」で小さくし、文字が読める範囲で調整しましょう。
キーボードで戻す場合は、Ctrlキーを押しながら数字の0を押すと、ズームを既定の倍率に戻せます。Windows全体の文字サイズを元に戻す操作ではない点に注意してください。
ページ内の文字を拡大すると、写真やボタンも一緒に大きくなることがあります。横幅が収まらない場合は少し倍率を下げ、文章を追いやすい大きさにすると使いやすくなります。
ブラウザのズームで変わるのは表示です。印刷する文字の大きさも変えたいときは、印刷プレビューや元の文書側を確認します。画面だけを見て大量に印刷せず、一枚で確認しましょう。
一時的に見たいときは拡大鏡を使う
細かい部分だけ読みたいときは、Windows標準の拡大鏡を利用できます。Windowsのマークのキーを押しながら「+」を押すと開始できます。追加ソフトのインストールは不要です。
Windowsキーと「+」で拡大し、Windowsキーと「-」で縮小します。終了はWindowsキーとEscキーです。最初に終了方法を覚えておくと、画面が大きくなっても慌てずに済みます。
拡大鏡では、画面の見える範囲や動き方も変わります。合わないと感じたら終了し、文字サイズやブラウザのズームなど別の方法を選んで構いません。
普段使う画面で仕上がりを確かめる
試す順番に迷ったら、まず読みたい画面を一つ決めましょう。例えばWebページだけならブラウザのズームから試し、メール一覧や設定画面も小さいならWindows側の設定を確認します。最初の状態をメモしてから変更すると、合わなかったときも戻しやすくなります。
設定後は、よく使うメール、Webサイト、保存画面を開いてみましょう。文字が読めるかだけでなく、押したいボタンが見えるか、スクロールが負担にならないかも確認します。
設定をいくつも変えて分からなくなったときは、「どの画面を」「どのくらい大きくしたかったか」を整理すると戻しやすくなります。変更した値のメモがあれば、そのまま相談時に見せてください。
ITクラークでは、普段使うパソコンの操作や設定をご相談いただけます。「文字が読みにくい」「ボタンを押しづらい」といった内容で大丈夫です。お問い合わせから、使いやすくしたい画面をお知らせください。
関連するお困りごと:新しいパソコンの初期設定
確認に使用した公式情報
Microsoft:Windowsでテキストのサイズを変更する
Microsoft:Edgeのアクセシビリティ機能
Microsoft:拡大鏡の使い方
Microsoft:画面の解像度とレイアウト
※アイキャッチはAIで作成したイメージです。実際のお客様・スタッフの写真ではありません。図解は確認の流れを示したもので、実際の操作画面とは異なります。

コメント