パソコンの自動修復が終わらないときは?画面の確認とデータを守る相談の目安

パソコンの自動修復が終わらないときは?画面の確認とデータを守る相談の目安のイメージ

パソコンを起動したら「自動修復」の画面になり、いつもの画面に進まない。「写真や書類は大丈夫かな」と心配になりますよね。

自動修復が続く原因は一つではありません。あわてて初期化を選ぶ前に、今の表示と大切なデータの保存状況を確認しましょう。分からない言葉が出たら、その画面のままご相談いただいて大丈夫です。

目次

画面の表示と変化を確認しましょう

自動修復中のパソコンを落ち着いて見守る女性のイメージ

「処理中」と「修復できませんでした」を見分けます

「自動修復を準備しています」「PCを診断中」といった表示と、「自動修復でPCを修復できませんでした」という表示では、次に確認することが異なります。画面の言葉をメモするか、個人情報が写らないように写真を残しておくと相談がスムーズです。

同じ画面が続いているのか、再起動して同じ画面に戻るのかも確認しましょう。終わるまでの時間は、パソコンの状態や処理の内容によって変わります。時間だけで正常・故障を判断せず、表示の変化や再起動の繰り返しも確認しましょう。

電源を何度も切る前に、経過を整理しましょう

ノートパソコンは適合するACアダプターにつなぎ、電源が途中で切れないようにします。画面に更新中・電源を切らないようにとの案内があれば、その表示に注意してください。

いつから続いているか、表示が変わったか、直前に更新や機器の接続をしたかを分かる範囲で整理します。原因が分からないまま、電源ボタンの長押しと起動を何度も繰り返すことは避けましょう。

修復の選択肢はデータの状態を確かめてから

パソコンとメモ帳、外付けドライブのイメージ

スタートアップ修復は、起動の問題を調べる機能です

Windowsには、起動を妨げる問題の一部を調べて修復する「スタートアップ修復」があります。初期化とは別の機能ですが、あらゆる故障を直せるものではありません。

すでに回復用の画面が表示されている場合、公式の案内では「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」→「再起動」と進みます。

画面や選択肢が異なるとき、すでに修復に失敗しているときは、操作を繰り返す前に相談しましょう。詳しくはMicrosoftのスタートアップ修復の説明(英語)をご確認ください。

BitLocker回復キーは、PINとは別のものです

修復の途中で「BitLocker回復キー」を求められる場合があります。これは暗号化されたデータを保護するための48桁の数字で、普段のサインイン用PINとは異なります。

保存先はMicrosoftアカウント、印刷した用紙、勤務先や学校の管理など、設定時の状況によって異なります。心当たりをMicrosoftの回復キー確認方法に沿って確認してください。

Microsoftでも、失われた回復キーを作り直すことはできません。キーが必要な状態では、データを取り出せない場合があります。

キーが見つからなくても、設定を手当たり次第に変更するのは避けましょう。回復キーそのものをお問い合わせフォームに送る必要はありません。

回復メニューの名前と、失う可能性があるものを確認します

回復画面で複数の選択肢が並んでも、上から順にすべて試す必要はありません。ここでは代表的な違いを整理します。実行前に、画面に表示される対象と注意書きを確認してください。

スタートアップ修復:Windowsが起動しない原因の一部を修復する機能です。失敗したあと何度も同じ操作を続けるより、失敗画面を残して次の判断につなげます。

システムの復元:復元ポイントがある場合に、システムの設定などを以前の状態へ戻します。個人ファイルを戻すバックアップ機能ではなく、後から入れたアプリやドライバーなどに影響することがあります。似た名前の別の復元機能と取り違えないようにしましょう。

このPCをリセットする:Windowsを入れ直す操作です。「個人用ファイルを保持する」を選んでもアプリや設定は削除されます。「すべて削除する」では個人用ファイルも削除対象になります。写真が大切なら、選択肢の名前だけを頼りに実行しないでください。

これらの違いは、後掲のMicrosoftの回復オプションで確認できます。機種やWindowsの版により利用できる機能が異なります。修復とデータ救出のどちらを優先するか、先に決めておくことが大切です。

同じ画面を繰り返すときは早めに相談できます

起動しないパソコンについて相談するイメージ

初期化や再インストールを選ぶ前に確認します

回復画面には複数の方法があり、選ぶ操作によってデータやアプリへの影響が異なります。大切な写真や仕事の書類があり、バックアップがない場合は、初期化や再インストールに進む前にそのことをお知らせください。

インターネットで見つけた修復コマンドを意味が分からないまま入力したり、暗号化や起動に関する設定を変更したりする必要はありません。回復方法の概要はMicrosoftのWindows回復オプション(英語)でも確認できます。もし通常どおり起動できたら、使い続ける前に大切なデータのバックアップを検討しましょう。

バックアップは「保存したつもり」から一歩確認します

別のパソコンやスマートフォンが使えるなら、普段利用しているクラウドや外付けドライブに、必要な写真・書類があるかを確認します。確認できる安全な端末で、ファイル名だけでなく中身を開き、必要な時期のデータかを見ましょう。

クラウドに一部の写真があっても、デスクトップやダウンロードフォルダーの書類まで保存されているとは限りません。「家族の写真」「確定申告の資料」など、残したいものを先に挙げると確認しやすくなります。

起動しないパソコンを無理に動かして確認する必要はありません。コピーの有無が分からない場合は、「バックアップは未確認」と伝えてください。データが不要な場合でも、再設定に必要なアプリやアカウントの情報は別に整理しておきましょう。

回復キーが必要な画面では、その端末のキーを照合する必要があります。家族の別のパソコンのキーを入力し続けず、Microsoftの公式案内に沿って確認します。画面を誰かに見せるときは、回復キーそのものを公開しないように気をつけてください。

画面の言葉が分かるだけでも相談の手がかりになります

ご相談時は、表示されている文章、いつから起きたか、再起動を繰り返すか、残したいデータとバックアップの有無を分かる範囲でお伝えください。機種名が分からなくても、まずは今の状態をお聞かせいただければ大丈夫です。

確認できる範囲や修復・データ取り出しの見通しは、実機の状態によって変わります。「どのボタンを押せばよいか分からない」という段階から、お気軽にご相談ください。

ITクラークは、姫路市・高砂市・加古川市・播磨町・稲美町・明石市への出張サポートを行っています。パソコンを持ち運ばず、いつもの環境でご相談いただけます。

ご相談の際は、症状とお住まいの市町を分かる範囲でお知らせください。対応内容や費用は事前に確認できます。出張サポートの流れと料金のご案内をご確認のうえ、お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。

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